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【体験記】補助金制度を活用して種子島にワーケーションしてみました!

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弊社(株式会社レモンドロップ)は、公的制度をうまく活用して、お金を守ったり事業をよりよいものにしていく会社です。
公的制度を紹介するというのは、頭でわかるだけでなく自分たちが先ず率先して活用してみる!のが一番いい勉強機会となるので、
今回は実際に面白い補助金制度を使った実践報告をさせていただきます!

 

種子屋久でテレワーク体験事業とは?

今回活用させていただいた制度は、鹿児島県の熊毛支庁から公募された、

種子屋久でテレワーク事業です!

 

種子島もしくは屋久島にて、5泊以上のワーケーションを実施して、「仕事をしながら島で遊び、島の良さを味わいましょう」という、
かなり面白いコンセプトの補助制度です。

この制度に申請したのは8月で、実際にワーケーションで滞在したのが10月17日〜24日の7泊8日でした。
(ワーケーションするスケジュールは申請の際に指定することができます)

 

今は募集していませんが、私達が申請したのが第3期でしたので、また4期以降開始される可能性も高いのではないかと思いますので、
興味がある方は下記URLにて状況をたまにチェックしてみてください。

https://www.pref.kagoshima.jp/ap01/chiiki/kumage/telework/04taneyaku-teleworktaiken.html

 

 

種子島はどうだった?どう過ごした?

取締役と二人で東京(羽田空港)→鹿児島空港→種子島空港と、JALを乗り継いで種子島に到着しました。

到着した際の種子島空港は小雨が降っていました。

初日はレンタカーの受け取りをしてからドライブしながら、南種子町の「島宿HOPE」さんへ!

島宿HOPEは、宿泊、リゾート、ワーケーションもできて、毎週のようにイベントを行っています。

島宿HOPEさんは、宿泊施設が複数棟あり、その施設の中にコワーキング棟があります。

コワーキングスペースの中はこんなオシャレな感じでした!
「コワーキングスペースというより、パーティールーム!?」と思ったんですが、
後日オーナーからお聞きしたところ、私達が宿泊中に、種子島のアーティスト「松田大児(まつだたいじ)」さんのトークショーがあるそうで、
ちょうど松田大児さんの作品が展示されれているタイミングでした。

 

コワーキングスペースらしく、コーヒー類のドリンクが無料で飲めるコーヒーメーカーなどが備え付けでした。
あと、撮影できなかったですが、HOPEさんは種子島の食材を使ったジェラートも製造販売されていて、
冷凍庫に宿泊者へのジェラートプレゼントがありました!

宿泊するワーケーション棟の部屋はこんな感じ。
シングルルームですが広々としていて、新しくとてもきれいな部屋でした。

 

さて、仕事を一旦区切ってバケーションタイム!

宿の外にはバナナの木(草?)が。

 

島宿HOPEさんから車ですぐの「千座の岩屋(ちくらのいわや)」へ。

自然が作る秘密基地みたいでとても新鮮な体験でした!

お次は「広田遺跡」へ。(館内写真なくてすみません)

この南種子の地で古代の人はどうやって暮らしていたか?
美しい貝を集めて装飾するオシャレな暮らしが見えました。

 

そして、種子島と言えば有名なのがやっぱりロケット!

種子島は、北から「西之表市(にしのおもてし)」「中種子町(なかたねちょう)」「南種子町(みなみたねちょう)」の3つの市・町に分かれていますが、

種子島宇宙センターも島宿HOPEさんと同じ南種子町にあるんですよ。

館内では、宇宙開発やロケットに関して豊富な展示や情報掲載があり、宇宙への興味があってじっくり見ようと思ったら半日くらい予定を取って行ってもいいと思います。
興味深いお話や、見どころがいっぱいですよ!

 

アクティビティは、同じく南種子のマングローブ林が生い茂る川を渡るカヤック体験!

マングローブが作る天然のトンネルは神秘的で、また居心地の良い場所でした。

 

マングローブは、汽水域で自然に形成された木々の総称だそうです。
ずっと「マングローブ」という種類の気があるものだと思っていた・・・
そして上の写真のように、川の脇は穴がボコボコ開いています。

これはなんの穴かと言うと、カニが住む穴なんですね。
この穴に奇跡的にすっぽりハマった種子だけが発芽できるそうです。
種子の総数から言う確率は5000分の1なんだとか。

 

 

夜の食事は南種子の「美の吉食堂」さん。
こちらは種子島独自のブランドである「インギー鶏」の料理が自慢の食堂。
昔、種子島に漂流挫傷したイギリスの船を、種子島の人々が懸命に救助、保護したことに感動したイギリス人からプレゼントされた鶏が、
今も受け継がれているのだとか。
そんな貴重な鶏を食べるなんて恐れ多いですが・・・でも美味しかった。

 

ただただ海岸沿いをドライブしているだけでも、とんでもない景色に出会うことができます。
宿のオーナー曰く「種子島の人は誰もが自分だけのベスト100の景色を持っている」とおっしゃっていました。

 

海の向こうに離れ島のような軍艦のような大きな岩が見えます。
地層のバームクーヘンが見えて、まるでグレートキャニオン!

 

そして中種子のハンバーガーショップ「ステッピンライオン」さん。

この店のハンバーガーもジャークチキンもめちゃくちゃ美味しかった!
常に満席で、夫婦で全ての仕事をされているので、待つ時間は多いかもしれないですが、
種子島に来られた際はぜひステッピンライオンさんをオススメします!
いやぁ、人生でも1,2を争うほど美味しいハンバーガーでした。

種子島に来て思ったのは「空がこんなに広かったっけ?」ってこと。海が広いのもびっくりですが、空の広さにも感動しました。

この遠浅の海と透き通った水が、空を映し出す模様は、まるでウユニ塩湖のよう。

旅から帰って、空と海の写真だらけで写真フォルダが埋め尽くされていることに気づきました 笑

 

種子島で古くから作られている「赤米」。
赤米館では、その赤米の由来や作り方、伝統行事について知ることができました。

その後赤米を実際に食べてみましたが、玄米をもちもちとさせた感じで食べごたえがありました!

 

赤米館近くの「宝満神社」にも訪問。
上の写真は海ではなく、宝満神社にある池です。
普通のことなのかもしれないけど、なんとなく、島の中に大きな池があるっていうのが不思議・・・

種子島は、島としては起伏が少ないので、山の中にもトンネルではない道路が渡っています。
上りの途中で撮った海と空のコラボレーション。
なんだか雲が第二の地面のように見えてきますね。

そして、島の南端でもある鉄砲伝来の地、門倉岬へ。

こんな広大な海を渡ってきたんだなぁ〜!

 

今度は、西之表市にある鉄砲館。

南種子の鉄砲伝来の地とは違い、鉄砲の機構についても細かく解説がありました。
その他にも情報が多くて、種子島の歴史をここだけで5割はわかると思います!
(くまなく見たい人は、時間は3〜4時間取っておいたほうがいいです)

 

月窓亭へ。
月窓亭は、種子島を治めていた種子島家の家老、羽生家の住居だったところです。
将棋の羽生善治さんは、この羽生家の方で、おじいさんの代まで種子島に住んでいたそうです。

 

西之表港では、壮大な日没をただただ眺めました。
(ただ、日没後の夜の帰路は想像以上に暗いので注意して運転してください)

泊まった宿の周りは大自然に囲まれていて、部屋を出たらクワガタが落ちていました 笑
子どもの頃を思い出しますね。なんだか昔は当たり前だったものがいつの間にか無くなっているんだなという事を感じました。

帰りは船で鹿児島港まで。
トッピーは海の上を浮上して進む高速船です。乗り心地も良かったですよ。

 

宿の食事も美味しかったし、東京とは全く違う毎日でした!

 

7泊8日ワーケーションしてみてどうだった?
振り返ると、7泊は長いようであっという間だったなと思います。

上に書いてあるのはもちろん仕事の時間を除いているので、すごくのんびりとしている感じに見えますが、
意外と「遊びたい!」「でも仕事もしなきゃ!」という2つのソワソワとのバランスで最初の2〜3日は意外と忙しい?心境になりました 笑
後半になって、心理的に地に足がついた感じでしたね。
なので、種子島でワーケーションをするなら、1〜2泊でお試しするのではなく1週間以上とれそうならとってみたほうが心から楽しめると思います!

自然を感じながらの仕事は、なんとなくイライラが自然に溶かされていくような感覚でした。
「将来、種子島に住みながらフルリモートで仕事していくのも面白い毎日なのかもな〜」という感じです。

あと、南種子の夜は本当に暗いので、早寝早起きの習慣が身につきます。これは意外な収穫でした!笑
東京に戻った今もその体質が残っているので、また生活リズムが悪くなったら種子島の力を借りるかもしれません 笑
真っ暗=星がキレイというメリットも感じました(夜空がうまく撮れず、肉眼で焼き付けました)

人もいい人ばかりで、種子島の良さをたっぷりと身に染み込ませた1週間でした。
みなさんもぜひどうぞ!

 

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